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Christmas Market

2024.12.1

​@田町エリアの一部

1クリスマスマーケットチラシ-表-OL.png

2024年12/1に開催しました「益子本通りクリスマスマーケット」は当協議会で開催する初のイベントでした。

これまでの本通りのトークセッションやワークショップの際に、「本通りでお店として使える場所を探している」、「移住を考えている」といった声を聞く機会が度々ありました。本通りでの活動を望む人がイメージを持ち、具現化に近づくきっかけになること、そしてまずは小さな規模での人のつながり(場所を貸す人、借りる人、活動を伝える人、そして楽しむ近隣の人 etc.)を生み出す場となることを目的とし、マーケット(不定期)を企画しました。また、この企画は本通りの空き空間を活用するための社会実験の一環として行い、宇都宮大学の学生の協力により人の動きの定点観測や、来訪者へのアンケート調査を行いました。

準備期間に多くの時間を費やすことができなかったため課題も多くありましたが、今までの話し合いの中で定めた取り組みの方向性に沿って目的を設定し、一定の成果を得られたと感じています。

取り組みの方向性

①にぎわいをつくる

②住む人も訪れる人も快適で楽しく

③本通りの風景をつくる

④安心して歩ける

⑤地域の伝統や自然を守り活かす

⑥情報発信をして知ってもらう

企画について

  • 本通りを応援してくれている店舗に出店してもらう

2クリスマスマーケットチラシ-裏面-OL.png
  • 空き店舗を本通りの活動紹介スペースとして利用に出店してもらう

  • 店舗の一部スペースを出店場所として活用(店舗内カウンター、軒下)

  • 空き店舗の窓を装飾

  • 普段使われていないスペースを出店場所として活用

  • 既存のテーブルとベンチを活用

  • イベントエリア近くに駐車場を用意

  • 益子小学校吹奏学部の演奏

  • 道路横断、はみ出し防止スタッフ配置

  • 宇都宮大学学生定点観測

  • 宇都宮大学学生アンケート

  • 出店者に企画から参加してもらう

  • 空き店舗の片付け

  • 益子小学校吹奏学部のステージ

  • ワークショップ<地元アーティストがレクチャー>

   ステージ後ろのイラストを子供達と製作

   会場のオーナメントを廃材を利用して製作

  • チラシの作成(地元学生にイラスト協力)

  • Instagramで出店者情報の発信

事前準備

当日の様子

今後に向けて

今までに開催したトークセッションやワークショップでいただいた意見や出店者にアイデアをもらいながら準備をしてきましたが、実際にやってみないとわからず手探りなことがとても多く苦戦しました。

一番懸念していた「歩道が狭く道路が危ない」ということは重重承知していましたが道路が狭いにも関わらずトラックが多いことやスピードを出している車が多いこと、曲がり角で来る車が見づらい、横断歩道設置が必要な箇所などは再確認することができました。これはイベントのあるなしに関わらず地元住民と観光客の安全にも関わることなので今後どういった対応をすべきなのか関係団体と検討していきたいです。

今回広い駐車場をお借りすることができたこともこの本通りの賑わいづくりには欠かせませんでした。普段だと車の通りが早く通り過ぎてしまうだけだった通りに大きな駐車場があることによって歩いて楽しめる要素をつくることができました。

本通りは駅から城内坂の手前までとエリアがとても広いので、全体で何かをするというにはハードルがまだまだ高く、このような小さな規模でのイベントを開催して本通りの課題解決に向けた企画を一個づつ実施していきたいと思っています。

会のメンバーは普段お勤めをしながらの活動なのでコンスタントにイベントを開催することはできませんが、それぞれのエリアごとに活動を継続して続けられる仕組みづくりも検討していきたいと思っています。本通りのまちづくりはイベントだけではありません。まだまだやりたいことはたくさんあります。少しでも本通りやまちづくりに興味がありましたら一緒に活動してみませんか?

アンケートご意見

会場・駐車場について

  • 普段車で素通りするところに立ち寄れた。

  • 規模感が広すぎず丁度良い。

  • ガヤガヤしていなくて良い。

  • 生まれ育った場所が賑やかで嬉しい。益子は観光の町だが、地元の人は置きざりの感もある。地元の人が参加しやすく良い。

  • 想像を超える賑わいだった。

  • 座るところが多くてよかった。

  • 通り全体に広げてほしい。

出店内容について

  • 出店者が少なく売り切れが早かった。

  • 飲食物の量がもっとあると良い。

  • 色々なワークショップを体験したい。

  • キッチンカーがあっても良い。

課題とアイディア

  • 子どもが道を渡りそうになったり、車椅子では歩道が狭く危なかった。

  • ありきたりなクラフトイベントのよう。テント出店が通りの景観をわかりにくくしている。通りの建物、景観を生かしたい。

  • 空地で青空市。

  • 車でなく徒歩での小さな単位の町巡り。

  • 図書自習スペース、星空ハンモック。

  • 町内の展示やお店の情報を集約し観光客と住民の交流する場所。

  • 高齢者も小さい子どもも一緒に居られる場所。

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写真提供|渡邉 碧、宇都宮大学遠藤康一研究室

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