Talk Session #2
2023.1.23
@ヒジノワCafe&Space
Guest Speaker
Facilitator
中山久美(民芸店ましこ)
遠藤康一(宇都宮大学)
大嶽陽徳(宇都宮大学)
Cooperation
宇都宮大学地域デザイン科学部建築都市デザイン学科学生



仁平 透さん
pejite

新町裏通りにあるセレクトショップpejiteのオーナー仁平透さんをゲストにお招きしました。
前半は、仁平さんが真岡市でお店を始めてから本通りに至る経緯や、本通りのこれからについてお話を伺いました。
後半は、宇都宮 大学学生を中心に前半の内容をまとめ、参加者も交えて本通りにまつわるアイディア、やりたいことなど意見共有を行いました。


仁平さんの意見の一部
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借りたい人は多くいるので空き物件の情報が整理されて公開されると良い。
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真岡の門前の経験上、地元の方が所有者との間に入ってくれるとお互いに安心感がある。
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空いた土地や建物が活用されて魅力のあるお店が増えていったら回遊性の高いエリアになる。
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建物の持ち主が土地を返却する際、更地にしなければいけない場合がある。解体費が捻出できず返却したくてもできない人もいるのでは。自分の住まいの場合、土地の借地権を引き継ぎ建物だけ買うことができた。そういった仕組み作りも大切。
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こんな所借りたい人が要るのか?と思うところでも益子は個性的な人が多いのでどんな所でも借りたい人がいる。自分の住まいも半壊こそしていたが立地や建物の柱がしっかりしていた点などリフォームすれば良くなると思い購入した。
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少しづつ個性的なお店が入ってきてる。そこを目指して来る人は特に本通りという意識は無い。好きな事を仕事にしている人が増えていけばそれを楽しんで来てくれる人が増えるとそれが風景となっていく。
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車で来る方がほとんどなので駐車場を用意してあげる必要がある。



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空き家はあるがそれをいかに物件化していくか。物件化の専門的なスキル、経験値を持っている人が関わると良い。
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ニーズを公開し、借りたい人の情報が分かるようにすると貸しても良いという人が増える可能性。
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土地や建物をお持ちの方の考えも聴いてみたい。
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1ヶ月間など短期レンタルなどハードルを低くする。
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盛岡など参考になるものを洗い出したり研究してみる。
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更地の活用としてキッチンカーや移動販売車。手押し車など。その土地に固定されない個人商店が集まる広場。
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軒先貸しなどちょっと空いたスペースにテント出店など簡単にできることから。
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益子らしい丁寧さで通りに関わる物語を伝えていく。普通の人の物語が面白い。(参考:ミチカケ)
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気軽に入れるカフェが欲しい。
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pejiteのように既存の建物・古民家を生かしたお店が点在すると面白い。
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通り沿いに休めるベンチがあると良い。
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色々なエリアでこのような集いを持てると良い。
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個人での力では限界があるので窓口案内やプラットフォームになるシステムが必要。
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空き家の整備に使える補助金制度等の充実を希望。(専門家による現状確認、ゴミ処理費、上下水道の整備、建物の修繕費等)